エネデモサロン X 哲学カフェ《共同企画》【新しい広場をつくる・平田オリザ@下関】

 

 エネデモサロン x 哲学カフェ《共同企画》

 【新しい広場をつくる・平田オリザ@下関】
  「平田オリザx小川仁志 x 飯田哲也」

日時)2016年7月17日(日)19:30~21:00  

会場) コーヒーボーイ下関店 083 – 250 – 6661 
    山口県下関市一の宮町2丁目14−3
    http://www.coffeeboy.co.jp/shop/shimonoseki

会費) 500円 (ドリップコーヒ付き)

 

 現代日本を代表する劇作家・演出家の平田オリザさんを招いて「新しい広場をつくる」と題する哲学カフェを下関で開催します。
 この演題は、平田オリザさんが2013年に出版された同名の著書タイトルであり、文明と文化にまで及ぶ刺激的な「文化政策論」であり「芸術立国論」です

 ここでいう「新しい広場」とは、もちろん欧州の街なら必ず中心にある人々が集える「街としての広場」であると同時に、市場原理主義や国家・大企業の論理で支配しえない「公共性」や「文化」を意味する「人々のための広場」でもあります

 哲学者・小川仁志とエネルギー社会デザイナー・飯田哲也の二人がホスト役となって、そうした「新しい広場」論をとおして、これからの日本社会のあり方について刺激的で創造的な議論を交わします

・主催)「エネデモサロンin山口 実行委員会」 
・ 協力)「(株)徳山コーヒーボーイ」
    「認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)」
   「非営利型株式会社 市民エネルギーやまぐち(株)」

 

【ゲスト・プロフィール】

 ・平田オリザ (ひらた・おりざ)
1962年東京生まれ。劇作家、演出家。
こまばアゴラ劇場芸術総監督、城崎国際アートセンター芸術監督、劇団「青年団」主宰。東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐。
1982年に劇団「青年団」結成。「現代口語演劇理論」を提唱し、1990年代以降の演劇に大きな影響を与える。
1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2003年日韓合同公演『その河をこえて、五月』で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。
近年はフランスを中心に各国との国際共同製作作品を多数上演している。

 

・小川仁志(おがわ・ひとし)
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。様々なメディアで積極的に発言すると同時に、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学・政治哲学。著書に『はじめての政治哲学』(講談社)、『日本哲学のチカラ』、『脱永続敗戦論』(共に朝日新聞出版)等多数。翻訳書に『リベラルな徳』(風行社)、『正義は決められるのか?』(かんき出版)等。

 

・飯田哲也 (いいだ・てつなり)
1959 年山口県生まれ。認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長、全国ご当地エネルギー協会事務総長。京都大学大学院修了(原子核工学専攻)。持続可能な地域社会を目指して、エネルギー供給と消費のあり方に留まらず、地域経済・市民参加・街づくり・文化とアートによる価値創造と環境負荷の低減など多面的な視点から、成熟社会における幸福なエネルギー社会のあり方を探求している。著書に『エネルギー進化論』(ちくま新書)など。